サッカー・ワールド杯の優勝を願って ~次の代表候補を考える
2023.01.04年も明け、もはや旧聞に属するが、昨年のカタール・ワールドカップは興奮あり、無念さありで、サッカーはこういう競技だということを改めて思い知らされた。
それでも、1998年フランス大会以来の歴史を振り返れば、日本代表は確実に強くなった。
日本サッカー協会の育成システムの成果だろう。敬意を表したい。
2050年に優勝⁉
そのサッカー協会が掲げる目標は、「2050年までにワールドカップ優勝」だ。
え、え~!
2050年?
そりゃないょ。。。
私の生存確率は、あまりに低い。
もし生きていたとしても、サッカーをどれだけ認知できるだろうか。。。
オフサイドってなんや、なんで手ぇ使わへんのや、ってな感じである。
次の代表候補を考える
ならば、少しでもワールドカップの早期優勝に近づけるよう、選手選考から考えてみたい。
日本チームの最大の課題は、野球をはじめとする他のスポーツにも人材が流れていることだ。
小学校のころを思い出しても、運動能力の高い生徒は、どんなスポーツでも1番だった。
次の代表候補は、競技の区別なく人材を探したい。
以下、私の考える代表候補である。
次回、次々回のワールドカップを想定し、現時点で30歳未満の人材から選んでみた(年齢は2023年1月1日現在)。
ゴールキーパー
八村 塁 (所属)NBA ワシントン・ウィザーズ
年齢 24歳
[一口コメント] 日本代表全体の弱点は、高い球への対応力だ。彼のジャンプ力に期待。
右センターバック
板倉 滉 (所属)ブンデスリーガ ボルシア・メンヒェングラートバッハ
年齢 25歳
[一口コメント]カタール大会の陰の立役者。安定した守備力。ケガからの回復力も◎。
センターバック
冨安 健洋 (所属)プレミアリーグ アーセナルFC
年齢 24歳
[一口コメント]日本ディフェンス陣の中心的存在に。欧州で着実にステップアップ。
左センターバック
渡邊 雄太 (所属)NBA ブルックリン・ネッツ
年齢 28歳
[一口コメント]高さ、強さ、粘り強さで海外のトッププレーヤーと対等に渡り合う。
右ボランチ
遠藤 航 (所属)ブンデスリーガ VIBシュトゥットガルト)
年齢 29歳
[一口コメント]いわずと知れたデュエル王。抜群のボール奪取力。次期代表のキャプテン候補。
左ボランチ
若隆景 渥 (所属)荒汐部屋
年齢 28歳
[一口コメント]押しの強さ、突進力に期待。ただし、まわしを外し、ユニフォームを着けた時に、いつもの力を発揮できるかどうかは未知数。
右ウィングバック
井上 尚弥 (所属)大橋ボクシングジム
年齢 29歳
[一口コメント]鋼の体と無尽蔵のスタミナ、攻めも守りも万能。相手が吹き飛ぶ強靭な肉体。
左ウィングバック
周東 佑京 (所属)福岡ソフトバンクホークス
年齢 26歳
[一口コメント]速いだけでなく、急停止して相手をかわす技術も。ボール扱いも急成長。
右サイドハーフ
堂安 律 (所属)ブンデスリーガ SCフライブルク
年齢 24歳
[一口コメント]カタール大会での活躍に敬意を表して。それにしても、スペイン戦のシュートは凄かった。
左サイドハーフ
三苫 薫 (所属)プレミアリーグ ブライトン&ホーヴ・アルビオンFC
年齢 25歳
[一口コメント]ペナルティエリア内でドリブルを仕掛ければ、相手のディフェンダーは飛び込めない。脚の長さも魅力(三苫の1ミリ)。
センターフォワード
大谷 翔平 (所属)MLB ロサンゼルス・エンゼルス
年齢 28歳
[一口コメント]オールラウンド・プレーヤー。キープもできるし、ヘディングも強そう。ロッカールームの清掃で、世界に範を示すこともできる。
日本代表監督
森保 一
年齢 54歳
監督補佐
藤井 聡太 (所属)日本将棋連盟
年齢 20歳
[一口コメント]人工知能の学習をみずからの力に変え、8割超の勝率を誇る頭脳派。
ふむふむ。
年齢のバランスもとれているし、なかなかいいチームではないか。
だが、真のサッカーファンやスポーツファンからは、思い切り叱られそうである。
(イラスト:鵜殿かりほ)